2019年02月26日

NHKラジオ英会話ー英文法パーフェクト講義(上)

 2018年度のNHKラジオ英会話、大ヒット放送中なのですが、このラジオ英会話の抜粋講義テキストが発売されました。
 
 2月に発売されたのは、『NHKラジオ英会話英文法パーフェクト講義 上―音声DL BOOK』。つまり下巻が存在し、4月に発売予定となっています。

 音声はダウンロードで入手できます(上巻だけで6ファイル。合計約480分=約8時間!)。

 もちろん著者は『一億人の英文法 』の大西泰斗先生とポール・マクベイ先生ですよ。

 音声はラジオ英会話の抜粋版だそうです。番組の抜粋版とはいえ、ぶつ切り感は全く無く、とてもシンプルに聞くことが出来ます。

 上巻では、・基本文型、・時表現、・助動詞、・修飾の語順ルール、・否定、・比較まで。

 4月発売予定の下巻は、・to不定詞、・動詞-ing形、・過去分詞、・受動態、・節、・倒置、・疑問文、・関係詞節による修飾、・仮定法、・itの使い方、・文法力と語順の成熟 を取り扱います。
 
 私は現在、上巻2ファイル分の音声を聞き終わりました。内容で言うと「基本文型」の章を終わらせたことになります。

 ではここまでで、本書(上巻)の構成や気づいたことなど、少し中身について触れていきます。
  


 うっすら写真で構成説明をしているページをお見せしますね。
  
 これは10ページの「本書の特徴と使い方」です。  
radioeikaiwa2019-01.jpg








 本書は5レッスン1ユニットで構成されています。
 ◎4レッスン分の「ダイアログ+文法解説」のあと、
  その4レッスンの例文を集めた「文法の実践」があります。
 ◎5レッスンめは「レッスンの復習」。4つのレッスンのまとめです。
  4レッスンで学んだ表現を使って英作文をしてみましょう。
  
 と説明がされています。上記は音声の流れの説明と思った方が良いです。

 番組を聞いていらっしゃる方で、本書を既にお持ちの方はご存知でしょうが、本書の構成と番組の流れが若干違うと思います。 

 なので上記の説明は、初めて本書を手にした方用に、改めて説明したものだと考えた方が良いでしょう。

 どういう意味かということを示すため、より細かい説明個所を引用させていただきます。

 10ページ目より2か所引用します。上記の写真に写っている左ページ分の説明から。

 DIALOGUE ダイアログ
 レベルコントロールされ、日常生活でよくある表現を使ったダイアログは覚えると効果的。読んで分かるだけではなく、自分で言えるように声に出して覚えましょう。

 そしてダイアログに続く、レッスン左ページ分について。

 REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION 文法解説
 ダイアログからキーセンテンスを抜き出して解説します。どんな場面でこの表現が使われるのかをダイアログから理解し、またこの文法の形が持つキモチを理解することで、この表現を自分のものにすることができます。

 文法解説は、非常に分かりやすいですね。『一億人の英文法 』と解釈は同じだと思いますが、あの本の厚さ重さと字の細かさに少々辟易していました。

 この『NHKラジオ英会話英文法パーフェクト講義 上―音声DL BOOK』は『一億人の英文法』より多少は簡素化されているでしょうが、音声で解説を平易に聞ける・聞き直しもできるというのは、大変便利です。
  
 では11ページ目の説明を見てみましょう。

radioeikaiwa2019-02.jpg
GRAMMAR IN ACTION 文法の実践
 レッスンで学習した文法を使った別の表現を確認しましょう。日本語訳から英作文をするのが効果的。必ず声に出して言ってみましょう。各レッスンごとにこのコーナーを確認するのもよいですし、または4レッスンを学習したあとでまとめて確認することも可能です。

 文法の実践については注意が必要です。

 「日本語訳から英作文するのが効果的」とありますが、番組音声(ダウロードファイル)では、ローザさんとクリスさん(マクベイ先生)の声で先に英文が流れ、後から大西先生の日本語訳と解説が流れます。

 ですから、音声を聞いてしまうと日英順での英作文はできません。 

 各レッスンの音声でこの箇所をスキップし、文法の実践(4レッスン分)に辿り着いたら日英で英作文する。それから該当音声を振り返って聞く。そんなちょっと面倒な工夫が必要です。

 私は面倒がり屋なので、番組音声をそのまま聞いています。ただし、テキストは見ずに、ローザさん・クリスさんの音声を聞き、真似をして音読してから、テキストで該当箇所を確認しています。

 11ページの最後の解説は5レッスン目のことが書いてあります。

 REVIEW レッスンの復習
 4レッスンの復習です。PRACTICAL CHALLENGE!(実践チャレンジ!)では4レッスンで学んだ表現を使って英作文をします。イラストを見ながら、指示に従って英語で表現してみましょう。解答例はSIMPLE ANSWERとADVANCED ANSWERの2種類を用意しています。

 この5レッスン目が本格的な英作文のタイミングです。しかも4レッスンで習ったことを意識して使用しながら英作文します。

 上級者の方で、レッスン外のフレーズ(動詞・熟語など)を応用してもいいと思いますが、4レッスン分で習ったシンプルな英文法から外れてしまうのは、ちょっとだけ勿体ないかもしれません。

 英語・英文法のイメージを捉えるためにも、自分がずいぶん違った英作文をしたら、ぜひお手本を新たにストックして欲しいです。

 最後に2つほど気づいたことを。
  
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 この左写真は63ページのものですが、要所要所で『一億人の英文法 』のイラストが出てきます。ここでは「get」のイメージ図が、それに値します。
  
 ですので、あの分厚いテキストでノックアウト状態の人は、こちらのラジオ英会話の抜粋『NHKラジオ英会話英文法パーフェクト講義 上―音声DL BOOK』から始めてみても良いかもしれませんね。

 なんといっても、ダイアログや日本語解説の音声付きですから。 
  
 また、改めてポール・クリス・マクベイ先生の紹介を読んでみたら「英国プレスコット出身」でした。てっきり、アメリカ人だと思っていました。

 では、ラジオ英会話のクリスさんはアメリカ英語よりイギリス英語となるのかな、と思って慎重にテキストを進めていたところ、それらしい形跡が。

 97ページの英作文:ADVANCED ANSWERにて「絆創膏(ばんそうこう)」という単語が出てきます。

 アメリカ・オーストラリアでは「Band-Aid」を主に使うのですが、これは商品名でもあります。

 番組内で商品名をダイレクトに使うわけにはいかなかったのか、ここではイギリスで用いられる「plaster(プラスター)」が、絆創膏として使用されています。

 商品名はアウトだからイギリス仕様の単語を使ったのか? クリスさんがイギリス人だからイギリス単語を使用したのか?

 ここは私も番組を聞いていたわけでないのでわかりません。

 もしかしたら、実際のラジオ英会話を聞いていた人なら、雑談で解説していたとか、情報をお持ちかもしれませんね。

 
posted by あかり at 12:00 | 苦手な英語