2017年05月27日

高校生からはじめる「現代英語」

 高校生からはじめる「現代英語」というNHKのラジオ番組も、土日限定番組と言う事で聴いているのですが、なかなか充実した内容です。

 今年から始まった番組なのですが、ちょっと編成が変わったのか(違うかもしれませんが)、4月号よりも5月号の方が簡単に感じます。

 どんなところが充実しているかというと、次のような事です。


 番組構成や目的は、番組サイトを見てもらうとして、テキストから学んだことを記録してみます。


 5月号「New Taxis in Japan to Be Bigger, More Accessible: 新型タクシー」から。

 英文8〜9行目の文章を説明している、p.17のポイント3「the+形容詞」をマスターしよう。

 That will make it easier for the elderly and people in wheelchairs.

 (⇒ そのため高齢者や車いすの人たちが乗り降りしやすくなります。)

 解説では、the+形容詞は「〜な人たち」を表します・・・the rich ならば「裕福な人たち」、 the poor ならば「貧しい人たち」、the sick ならば「病気の人たち」です。the+形容詞は現代英語ではとてもよく使われる表現・・・とあります。

 実際に別のテキスト(単語帳)の例文を見てみましょう。

 Database5500のp.71には次のような例文が載っています。

 The problem lies in a difference between the rich and the poor.

  問題は富裕層と貧困層の格差にある。
  
  ※lies in... (事実・原因・関心が)・・・にある という意味です。

 Database5500くらいになると、さらっとこんな日本語訳が出てこないとダメなようです。

  
 同様に5月号の「Quantum Scalpel: Next-Generation Cancer Treatment : 量子メス」からも見てみましょう。

 テキストp.57ポイント3より。
  
 state-run という表現を正確に理解しよう

 The collaboration is between a state-run research institute and four firms. 

 ⇒この共同作業は国立の研究機関と4つの会社によるものです。

 解説 state-run は「国営の」と訳すのが定番ですが、ここでは事実関係から「国立の」と訳すとベストです。
 state-run は(be)run by the state (国によって動かされている)を短くしたもので、それが正確な意味になります。
  (中略)
 state-run の run は名詞に続けて使うため、過去分詞の形容詞的用法になります。・・・state-run とよく似た表現には、 a family-run company (ある家族によって経営されている会社)、a well-run company(うまく経営されている会社)などがあります。

 このような複合語も現代英語ではよく見られる表現です。では、先ほど同様にDatabase5500の例文を見てみましょう。

 p.59に次のような例文が掲載されています。

 The state-owned corporation was broken up into six semi-private companies.
  
 その国有企業は解体され、6つの半官半民の会社になった。

 Database5500の方は少々異なりますが、理屈は一緒です。

  state-owned corporation   = 国有企業

  semi-private companies = 半官半民の会社

 という事で複合語の作り方・捉え方は、高校生からはじめる「現代英語」5月号で紹介された、state-run と同様です。


 今年からNHKラジオ英語番組を再開して、随分と自前のテキストの復習になることがありました。

 また、こういった機会がありましたらご報告します。


 雑誌(キンドル版)
 
posted by あかり at 17:01 | 苦手な英語